2018-06-04

黒歴史大放出

中学の時、部活中に友達と制服のスカートの後ろ半分をぐわっと肩までまくりあげて（下には体操服の半ズボンを履いてます）「マントマン！！」と言いながら楽器を吹くことにはまっていました。
1組と2組で離れてしまった友達と廊下で会うたびに「感動の再会！！」と言いながらスローモーションで走り寄って抱き合うことにもはまっていました。

そんな感じで私は、中学の時はいつも明るい人として卒業アルバムのランキングに載る感じの人だったのですが、高校に入ると周りの人や雰囲気が変わったことが原因で、中学の時とは違う、静かで目立たない感じの人になりました。

環境の変化について行くことが苦手で、場に馴染むまで1年くらいかかります。楽しめるようになるまでは2年くらいかかります。綺畸も同じで、最近やっと同期のみんなに気を遣いすぎずに喋りかけたりふざけたりできるようになったし、後輩とも仲良く話せるようになりました。

それなのに、もう最後の公演です。

寂しいですが、大好きな同期と、かわいい後輩たちと、きゅあきゅあな1年生と打つ公演がすごく楽しみでもあります。

ぜひ、観にいらしてください！！

音響3年豊嶋

⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
劇団綺畸2018年度夏公演
『竜骨の上で児戯』
作・演出中石海
6/14(木) 19:00
15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
於駒場小空間
全席自由席
入場無料・カンパ制
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

2018-06-03

今まで出会ってきた人たち

私が中学生、高校生だった頃、いろんな人に出会ってきました。
中学では部活に入って、始めて先輩、後輩という関係の人たちに出会いました。
最初はどう対すれば分からず、戸惑ったのを覚えています。
始めて先輩として後輩に指導するのに、すごく勇気を振り絞って言った場面を、たまにフラッシュバックして記憶が蘇ることがあります。今まで年下に注意したことがなかったから精一杯の先輩ヅラして言ってたなぁと、今思うと恥ずかしいなと思います。
高校でも部活で先輩、後輩を持ちましたが、良い人たちに恵まれました。辛かった時さりげなく支えてくれた存在でした。
また、同期にも恵まれ、部活でもクラスでも楽しい高校生活が送れたと思います。
中学の友達同様、今でもたまにご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりしています。それぞれ違う大学に通っているため、今みんなはこんなことしてるんだ、こんなことに挑戦してるんだと色んな話を聞いて刺激されたりしてます。劇団綺畸の公演も観にきてくれます。この先もずっと仲良くしていきたいです。
この大学に入ってからも色んな人に出会いました。学校では自分と同じ趣味を持ってる人とは話が合って一緒に遊びに行ったり、逆に自分と違うタイプの子でも話してみると面白くてこんな子もいるんだぁと刺激されてます。サークルでも良い人たちに出会えました。私はグループに慣れるのに時間がかかるタイプなのですが、綺畸はお互い一緒にいる時間が濃いからか、割と早くに馴染められたと思います。
先輩にも恵まれました。音響セクションには先輩は1人だけですが、私をいつも支えてくれています。先輩は明るくて面白くて優しくて、色んなことを教えてくれました。
そんな先輩と一緒に音響をやるのは今回の夏公演で最後になってしまいました。全然実感が湧かず、すごく寂しいです…
先輩に教わったことを活かしてこの夏公演、頑張りたいと思います。
音響光永

2018-06-02

笑顔

高校の時、「あぁ今が一番楽しいんだろうなぁ」って、思ってました。
なんでだか分からないです。でも、なんだか、それは確信に近いものがありました。
昔、そんな事をお芝居にしたなぁ。

あの時、高校生の時、お芝居を作った時、何を考えていたのか、もう覚えていません。

今、どうかというと、分かりません。今、楽しいんだろうか。

この間、笑顔の絶えないお芝居に関わりました。お客さん、皆笑顔で帰って行きました。舞台上では役者さん達が真剣な顔をしていました。本番以外の時間、スタッフと役者でふざけあっていました。
公演最終日、なんだか、こんな日々がずっと続けばいいのにって思いました。そんな事感じたのは、人生で初めてかもしれません。

今にして思えば、高校の頃は皆でふざけあっていたものでした。
後ろの席の奴が寝ていたらノートにイタズラしたり、授業中の雑談ではクラスのいじられ役を煽ったり。

お芝居が避けようもなく人間を描くものであるなら、きっと光も影もあるはず。役者さん達が舞台上で見せる笑顔は、嘘なんでしょうか。

笑顔は哲学じゃない。
柄にも無いことを言いますが、笑顔って素敵ですね。

スタッフだって、色々考えながら、舞台を見守ってます。
この座組では最後の公演。皆と笑い合えたら。

照明・映像 3年野口瑞貴

2018-06-01

翠雨あがれば

叩き場にも初夏の匂いというものが立ち込めてくるようになりました。

そんな、夏が近づいてくると思い出すのは高校の時のこと。

私の学校の学園祭は毎年6月の終わりにあって、100人ほどの実行委員が運営や準備を行っています。
私もその委員の１人で、正門ゲートや校内装飾を作成する部署に所属していました。
学園祭が近づく5・6月の放課後は、校内の一角にある小さな作業場で過ごすのが日常でした。

季節的に天気が崩れる日が多かったので、雨の降った日は授業中に窓の外を眺めながら「早く止まないかなぁ」なんてよく思っていたものです。

雨は昼を過ぎた頃には上がっていて、放課後に工具や筆を持って作業場に向かうと、雨上がりの湿った空気が漂っていました。
夏至が近づき、日が伸びた夕暮れの空と、頰を撫でる爽やかな風に、夏を感じるのでした。

嫌なことや、辛かったことは沢山あって、涙をこぼした夜もありました。それでも、私はあの眩しい日々に焦がれているのです。

今年の叩き場も、暑いのでしょうか。

舞台藤枝

2018-05-31

経験による処理速度向上説

高校時代はゆっくり時間が過ぎたな、と思います。
それまで日々忙しく過ごしてきた私にとって、高校生だった3年間はあまりにゆっくりで新鮮でした。
時間が過ぎる速さは年齢に反比例すると聞いたことがありますが、新鮮さを感じることの方が大きい気がします。
友達と遊びに行ったり、放課後ご飯を食べに行ったり買い食いしたり…
たくさんのことが新鮮で一緒に過ごす友達が大好きでした。
今年もまた新しい1年が始まって、もうすぐ夏がきます。
劇団綺畸に入って迎えた夏は全てが真新しく見えました。
眩しい太陽も、ナグリが釘を打ち付ける音も大きな舞台も照明の美しさも今となってはゆっくり揺れて見えます。
高校時代のように毎日が新鮮だった綺畸での生活も締めくくりの時期となりました。
今年の夏はたくさんの人と時間を共有したいです。
「竜骨の上で児戯」よろしくお願いいたします。

2018-05-30

晴泳雨泳

京都の中高一貫の男子校に通っていて、そこで6年間水泳部に在籍していました。タイトルは水泳部のうちわに記されている文言です。僕が中一の頃の高三のマネージャーの先輩が考案して、以来ずっと採用され続けています。たぶん今も、選手の保護者とかがそのうちわを振りながら応援をしているはずです。
この文言に違わぬ生活を送っていました。晴れの日も雨の日も、春も夏も秋も冬も、土曜日も日曜日もずーーーーーっと泳いでました。疲れました。
文化祭で年に一回やっていた演劇が楽しくて、でも結局水泳が忙しくてあんまり打ち込めなかったので、今はとっても楽しいです。

僕の髪は今かなり長いんですけど、水泳部時代は普通に短髪で、たまに坊主にもなってました。一回スキンヘッドもやりました。最近綺畸の人たちがどんどん髪を短くしてるので羨ましい限りです。僕もそろそろ髪切りたい。髪を切るのって、夏って感じがしますよね。

役者・映像・web 2年　黒橋拓

2018-05-29

「ありがとんかつうれしいよ」って流行らんかった？

お疲れさまですのりおですー！！
どーしよー、もうブログ書くの最後なんですよ！もうわたし3年生なんですよ～ほんとにあっというまだわ～！

今回は、中学高校のときの話らしくって、ぶっちゃけあんまり覚えてることがないんですよね～！つらい！なんとか思い出をひねりだしてみると、、、
中学のときは放送委員をしていました！お昼の放送で給食食べながらしゃべらなきゃいけなかったんですよー
だから、口の中にちょっと食べ物が入っていてもそれを悟られずにしゃべることが得意になりました！はしたない！

高校では、放送部と俳句部に入ってました！
放送部では、外階段の踊り場で発声練習をしなきゃいけなかったんですね
サッカー部とかに目撃されたくなかったんで、彼らが近くを通るときにはしゃがんで声だけ出してました！すると彼らはキョロキョロ声の主を探すんですよ～
それをこっそり覗くのがおもしろかったですね、快感！
うーん、俳句部では、たくさん俳句を作ってその中からよい出来のものを披露するっていうのをずっとやってたんです！それが関係あるか微妙ですが断捨離に目覚めました！断捨離大好きおばさん爆誕です！

本当はもっといい思い出もあるのですが、それらを思い出すとさみしくなっちゃいます！
キキでの2年間も、思い出すとさみしいものになっちゃうんですかね～
そして思い出さないようにするうちに、だんだんと色んなことを忘れてしまうような気がします。
だからあと少し、もう思い出さなくても、会わなくても満足ってくらいに全力でキキの人々と頑張れたらいいなあって思います

いやーん重い！はずかしい！さよなら！！

制作・小道具 3年

堀苑理緒

劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。