劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

ガラスのうま

皆さんこんばんは。

照明と映像をやらせて頂いてます、二年の水ノ上です。

 

ブログ、何を書こう…と過去のものを見返すと、前回のブログでは「児童文学」をおすすめしてました。

それに関連して思い出した本があったので、本題の前に少しご紹介を。

「ガラスのうま」という作品です。

 

色鮮やかな挿絵。

自分を重ね合わせてしまうようなストーリー。

すごく好きな本の一つです。

興味がある方はぜひ。

 

さて、前置きが長くなってしまいました。

僕のおすすめ。

それは、万華鏡です。

 

外の景色を取り入れて見るタイプなどもありますが、僕のおすすめは昔ながらのビーズを入れて作るタイプ。

誰でも簡単に作れる、ぱっと見はただの筒。

 

材料として入れるビーズも、一つ一つはとても小さい。

でも、覗き込んだレンズからは、無数の模様が見えるんです。

しかも、決して同じ模様が現れることはない。

一度見た模様は、その一瞬・その筒にしか現れません。

 

レンズを覗いた瞬間に広がる変幻自在な世界。

何が見えるのか、次にどう変わるのかなんて予測不可能。

一度しか見られないからこそ、鮮やかに記憶に残ります。

 

劇団綺畸の一員となって1年。

夏公演の準備が進んでいます。

ここからどんな舞台が出来上がっていくのか。

今から楽しみです。

 

「ライクワイズ」。

二度と同じステージは見られません。

ぜひお越し下さい!

 

2年 照明&映像 水ノ上拓弥

 

劇団綺畸2015年度夏公演
『ライクワイズ』
作・演出 木下詩織
6/11(木) 19:15
6/12(金) 19:15
6/13(土) 14:00/19:15
6/14(日) 14:00/19:15
駒場小空間