劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

水曜3限!


役者、Web三年の熊川です。

「おすすめするもの、しないもの」っていうテーマが案外難しい……。後半の方に回ってきたブログ担当ですが、今日までおすすめするもの決まってませんでした。



私がおすすめするものは、「小説を書くこと」です。

水曜4限に創作論っていう授業があって、前期の授業期間に3回、小説を提出するんですね。次回の提出日は千秋楽の3日後です。まだなーんにも書き始めてません。


前回の提出は5月13日でした。

そのときは、部活が休みなので布団でぐだぐだごろごろする男子高校生の話を提出しました。冬だから、寒い。あったかいから、布団から出たくないみたいな話。

この前返ってきた先生の反応が思いのほか良くて嬉しかったです。



小説……というか物語?をちゃんと仕上げたのは小3以来です。絵が得意な女の子と運動が得意な女の子がそれぞれ自分の得意分野を教え合うことで仲良くなるというハートフルストーリーでした。いい話だなあ。

来月の小説提出のためのネタを色々考えてるんですけど、思いつくものが恋愛話ばっかりで嫌になります。とはいえ、人間をまず生み出してその人たちを動かすと、恋愛始めちゃうから仕方ないですね、私のせいじゃないですね!

ふと、小説を書くのに人間を出さずに書けないかと考えてみたんですけど私には無理でした。主人公を大木にしても彼は人間観察を始めちゃうし、筆箱の中にいるシャーペンとボールペンに会話させると擬人化みたいだから無機物である必要性を感じられる話が書けない……誰か小説と人間を切り離した話を思いついたら教えてください。



さっき思いついた話がいい雰囲気で書けそうなのでそれにします。

提出するものだから先生しか読まないんですけど、読み手がいて、反応がちゃんと返ってくるのが嬉しくって、どんな話をどんな文章で書いたら先生は楽しんでくれるだろうかと考えて、文章を積み重ねるのが楽しいです。

最近授業で扱った短編小説が短編すぎて「こんなのアリかよ」って思ったんですけど、読み終わったらちゃんと満たされた気分になったから凄い。


よかったら書いてみてください。読み手が欲しかったら私が読みます笑



本当は漫画をおすすめしたかったんですけど多すぎたのと有名なものばっかり読んでてみんな知ってるだろうなって思ってやめました!



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劇団綺畸2015年度夏公演

『ライクワイズ』

作・演出 木下詩織

6/11(木) 19:15

6/12(金) 19:15

6/13(土) 14:00/19:15

6/14(日) 14:00/19:15

駒場小空間


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テーマは「おすすめするもの、しないもの」なのにみんなおすすめばっかりになっちゃうのって、断然おすすめするものを考えるほうが楽しくって仕方ないからだと思います。

楽しくて、より、楽しくってのほうが楽しそう。

ご来場、お待ちしています!