劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

持ち物:生きる気力

こんばんは。
音響と小道具を兼任しています、3年の北原です。ねこです。

以前出かける時に持ち物を聞いたら「生きる気力をもってきて」と言われました。
「お腹の中に昼食いれてきて」とも言われました。

睡眠欲が強めな人生を歩んでおります。


さて、今回はブログテーマがないそうです。あらあら。
悩みましたが、元小道具チーフなので、最後に真面目に話をしてみようかと思います。


小道具。
お仕事はおそらく皆様の想像通りでしょう。
仕事は早いのに、なぜか土壇場でトラブルが起こりやすいセクションです。
今回は平和に終われることを祈ってます。本当に。

チラシをご覧くださいませ。
実は、さりげなく綺畸の中で一番人数の多いセクションなのです。
なんだかんだクセの強い女子が集まっております。


まずは2年生。
一部で有名な森の民(照明)コンビ。弱点は睡魔です。
高田と松田の「田」を略して「高松」と呼ばれています。
結構な頻度で服装が似ているなかよしさんで、私の癒し。調光でも一緒なので一番関わった後輩かも…。
この2人を遠くから眺めているのが好きです。割って入ろうとは思いません笑

本セクも同じ音響さん。
なんならとってる授業もかぶっています。出会った頃はしっかり者だったのに、公演を経て徐々にゆるゆるしてきました。服装のオンオフが激しいゆるゆる番長です。あ、料理がうまいです。

私よりずっとママ感のある衣裳さん。
一見ママなのですが、好きなものを見つけるとすぐに目を輝かせる可愛い子。
叱りながらもちゃんとフォローしてくれる職人です。素敵。


そして3年生。
やる気のなさを通常装備した舞台のおねえさん。
「私たちは人生において熱量が足りない」
という話ばかりしています。
どちらかがいなければ、夏公演を待たずに退団していたかもしれない貴重な同期です。


誰でも好きになるのに向ける熱量が足りない私には、さっくり集まってさっくり解散する小道具が性に合っていたのかもしれません。

本セクションの先輩と仲良しでさみしいわ、なんて思っても、それでも好きなんだから仕方ない。
これもある意味、惚れた弱味とでもいうのでしょうか笑

少ない関わりの中で、たくさん好きになりました。
精一杯大事にしてきたつもりです。


どのセクションも公演準備の中で一度は詰むものです。
そんな時にもう片方のセクションのことを考えて、「小道具はみんながいるから大丈夫」と安心して投げてくれたらいいな、なんて。
かなり放任な私とさなかでしたが、そんか気楽なセクションにできたでしょうか。


1つ上の代で発足して、今のチーフで3代目。これからどうなって行くのでしょう。
次の代とほとんど関われないまま引退するのが少し心残りです。けれど、いい関係で続いていくなら、それはとても嬉しいことですね。



いつになく長い文章を書きました。最後までおつきあいいただきありがとうございます。
馬刺。なんだかお腹のすくタイトルです。
駒場小空間でお待ちしております。


音響・小道具  3年  北原仁美

劇団綺畸2016年度夏公演『馬刺』
作・演出 齋野直陽
6/9(木) 19:00
10(金) 19:00
11(土) 14:00/19:00
12(日) 14:00/19:00
駒場小空間
入場無料カンパ制
予約不要・全席自由席
受付開始は開演の45分前、開場は30分前です。