最近髪の毛を30cmほど切りました。
胸元まであった髪の毛が顎上くらいまで短くなりました。綺畸のみんなは驚いてくれたけれど、私は「そういえばこんな自分もいたなあ、懐かしいなあ。」と思いました。
地方に住む祖母はわたしのことを「ひとちゃん」と小さい頃呼んでくれていました。いつも家族や友達から「瞳ちゃん」としか呼ばれなくて、それを気に入っていた当時の私はその野暮ったい響きがなんとなく気に入らなくて、
「ひとちゃんって呼ばないで」
といつも言い返していました。
かなり怒っている私と少し困ったように笑う祖母の顔をなんとなく覚えています。
「年にちょっとしか会えないのにごめんね。かわいいあだ名なのにごめんね。」
と今は思うのですが、今更すぎて祖母には伝えられていません。
そんな「ひとちゃんって呼ばないで」とプリプリ怒っていたときの幼い自分と髪の毛を短くした今の自分がそっくりなんですね。
十数年が経っても髪の毛を短くすれば一瞬で幼い頃のようになってしまうなんて、何も変わっていないんだなあと思います。
自分以外の人もたぶんそんなに大きく変わらないんだろうなあとも思います。
つい最近、2年前の入団したての頃の写真を見返していました。
同期たちは皆それぞれ変わっていて、それでも変わらないところもあって。
面影を残しながら少しずつ変わっているのがちょっと面白くて、なんだかとても愛おしいなあなんて思います。
夏公演ぜひ見にいらしてください。
衣裳3年 穂坂瞳
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劇団綺畸2019年度夏公演
『スポットライト・ガール』
作・演出 黒橋拓
6/6(木) 19:00
6/7(金) 19:00
6/8(土) 14:00/19:00
6/9(日) 14:00/19:00
於 駒場小空間
予約制・無料(カンパ制)
全席自由席
予約フォーム(穂坂扱い)↓
https://www.quartet-online.net/ticket/spotlightgirl?m=0kdieeh
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