冬公演のパフォ照明の一部解説
Alpha and Omegaの中で1番ポップな照明です。笑
ピンクと水色と黄色を合わせるとポップで明るい感じの雰囲気になります!(ライブの照明でも爽やかな感じ(?)の曲でよく使われています。)後ろに水玉模様を入れることでよりポップな雰囲気になりました。
色の組み合わせとしては赤と青と緑を重ねただけですが、色と色の境目が少し被って紫のグラデーションが出来てたりして思ったより綺麗な感じになりました。三色全て原色なので一色でも主調が強めになってしまうけど、思ったよりうまく調和しました。
2人の世界が分断されるシーン。手で境界線を引くような役者のアクトだったので、それに合わせて照明を赤と青に分けました。アクトと照明がぴったり合って、凄くかっこいいシーンに仕上がりました。赤と青は一見すると合わない組み合わせに見えますが、照明だと相性がよくて、かっこよく見えます。笑(自論)
バック(後ろから当てる照明)のみのシーン。
後ろからの光のため、役者のシルエットはしっかり見えるかわりに顔は暗く陰ってしまいますが、不気味な感じやカッコよさを出せます。(ライブの登場シーンなどでもよくバックの照明は使われていたりします。)
フット(下(足元)から当てる照明)のシーン。
通常だと太陽や部屋の明かりは上から当たりますが、このシーンでは下からの明かりを当てているので、非日常感や暴力的な印象を与えることができます。
好きな機材紹介
・S=F(Source Four)
S=F(source four)とは、舞台照明などでよく用いられている照明機材の一つです。S=Fは、ゴボ(ネタ)と呼ばれる金属板のようなものを内部にセットすることでゴボに刻まれた模様を投影することができます。
・PARライト
こちらもS=F同様、舞台照明などでよく用いられる照明機材の一つです。PARライトはセットタッチと呼ばれる舞台の構造物などに当てるために用いたり、目潰しと呼ばれる客席の方に照明を当ててお客様に眩しいと思わせるために用いられるというような装飾的な意味で使われることが多いです。また、PARライトはライブ照明でも多く使われており、時々テレビでもセットを当てる用で使われていたりします。ライブハウスなどのライブ照明では以下の写真のようにPARライトを横1列にずらっと並べて、使われることが多いです。