改めてご来場いただいた方々、ありがとうございました。
『寄る辺のない』で流した曲をさっと紹介します。
客入れ
「ヒーロー」FUNKY MONKEY BΛBY'S
「道」GReeeeN
「気まぐれロマンティック」いきものがかり
「POP STAR」平井堅
客入れはこの5曲でした。このカラオケがある街が、平成で時が止まったようなイメージだったのと、そこで働く中井さんも全盛期が平成だったというか、自分の少年時代ど真ん中の平成後期を「あの時代はよかった」とか思い返してそうなので、2000年代後期のjpopを並べてみました。決めるのがギリギリになって音響さんには迷惑をかけました。
中井さんが冒頭で熱唱していたのは、あいみょんの「マリーゴールド」。
最初の場転で流れたのは、backnumberの「クリスマスソング」。「100万回のI love you」と迷ってました。
2つめの場転は、中島みゆきの「時代」。派手な照明と中島みゆきは、やっぱり相性が良さそうです。
3つめの場転では、早送りの曲が数曲流れてたと思うんですけど、僕が選んだのは最初に流れた、松任谷由実の「DOWNTOWN BOY」だけです。あとの「アゲハ蝶」、「不可幸力」は音響さんが選んでくれました。僕の要望を的確に叶えたくださった音響さんには、ほんと頭が上がりません。
最後の山﨑さんが葵ちゃんをガストに誘うシーンの場転。Loveという60年代米フォークロックバンドの「Always See Your Face」という曲を流しました。
カーテンコールは、日食なつこの「エピゴウネ」でした。
だいたい以上で、あと劇中ずっとBGMが鳴ってたと思うんですけど、あれは音響さんに全部選んでもらいました。ありがたい。
上の曲たちを全部まとめた『寄る辺のない』プレイリスト(Spotify向け)はこちら↓
https://open.spotify.com/playlist/4uJxI8uSBJPjHMcAmqZmtz?si=18bf2b7e5f9e4b54
これで、いつでもどこでも、この作品を思い出せるね!
個人的な反省をちょろっと書きます。
今回の作品における自分の仕事には、正直満足いってないところが多いです。それは、今自分が作ろうとしている劇の内容と、今自分に作れる劇の形式(会話の形式とか色々含む)が微妙に(大きくではなく)噛み合ってなかったことに起因しています。なに言ってるかあんまわかんないと思うんですけど、感想の一つの「どういう楽しみ方をすればいいか気づくのに時間がかかった」っていうのにすごく表れていて、端的にいえば、全体の統一感がいま一つ欠けていたなという感じです。
それでも、頂く感想はありがたいことに肯定的なものばかりで、「今まで観た中で一番面白かった」等、best ever的なことを書いてくれるも、1人2人じゃなく多数見かけました。こうやってこの作品がお客さんの心に響いたのも、脚本の至らない所を埋めてくれた、他の全てのセクションの働きのおかげです。今回とかほんと、どのセクションも数ある学生劇団の中でもトップオブトップの仕事してました。綺畸で公演を打つ強みが間違いなく生きてました。改めて、この劇団で引退公演の作演出をやれたことは、後世自慢できます。
方々で、もう当分演劇やらないって言ってたんですけど、あと1回くらい公演打てば、見えるものが大幅に広がる気がするんですよね。悔しい。
さて、唯一の所属サークルが引退になって完全に寄る辺を失ってしまいました。まあとはいえ今後待ってるのは、自分の興味あることは全部して、たまにある後輩の公演を見にいくだけの悠々自適な生活!寂しいのと同じくらい楽しみです!
皆様もぜひ、綺畸の次回公演である12月の冬公演に足をお運びください!
それでは、『寄る辺のない』完です!