劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

感謝

世界観と呼べるほどの世界観を僕は持ってません。それに多分今後も持てません。 でも、ただ1つ言えることがあります。 この世の中には僕なんかよりよっぽど優しくてよっぽど頼りになる人達がいます。 そして僕はその人たちのおかげでここにいます。 ムキに…

入江とじゅん

今回のブログのテーマは『身近な生き物』だそうです。こいつらしかいないだろうと。駒場のキャンプラやコミプラではお馴染みみたいですね。わたしもこの前見ました。でも、よく知らない人もいると思うので、私がどんな生き物か、ざっくり説明したいと思いま…

隅っこが好きな理由

わたしはなんでここにいるんだろうって考えるとなんか難しいけど、わたしがほんのちょっとでもここのためにできることは何だろうって考えるとなんとなく答えが見つかる でもそれはわたしとわたしじゃない他の人のためであることが多くて、人じゃない世界のた…

いまと、いまが輝くということ

劇団綺畸に入団して、半年経ちました。 いま。 稽古。稽古。稽古。時々観劇。稽古。稽古。 これでもか、というくらいに、演劇にその身を浸して生きています。 むかし。 去年の今頃は、必死に受験勉強だけに取り組み、今頃こんな演劇漬けの自分がいるなんて想…

かっこいい

アニメが好きです。漫画が好きです。 その描かれた世界に入りたくてたまらなかった。…今もですけどね。 なぜこんなにも魅かれるのでしょうか。 水見式や両手を合わせて地面につけたりしましたよね? 私はやりました。 中二病的な面もそうですが漫画やアニメ…

気のせいかな

帰り道、建物の壁がオレンジ色に染まっているのを見ると友人を思い出す。 2人で夕日を見る。波の音が心地良い。 少し後ろにいる友人に話しかけようと振り返ると、ファインダー越しに目が合う。 友人は少し照れたように微笑み、包み込むような優しい表情で私…

ねじれ

あなたはそこにいる。 手を伸ばせば触れられる。 抱きしめることも突き飛ばすこともできる。 あなたは、ここに在る。 わたしはあなたのほうを向く。あなたに語りかける。あなたはわたしに目を向け、ことばを発する。 あなたの声は、耳にざらつく。めまいがす…

下半身タイガース

最近、引っ越しました! 僕は散歩が好きなので、家の周りをぶらぶらと歩いてみます。家に帰る途中、あえて回り道をしてみたり、ひとつ前の駅で降りてみたり。いまのところ、印象は「クソつまらん!」の一言に尽きます。似たような見た目の住宅ばかりなんです…

好きと嫌いと

ツイートならいくらでもできるんだけど、いざブログを書き始めると手が止まる。140字の縛りがない代わりにテーマがあるから書きたいことなんでもどうぞとはならないのがつらい。 と、お気持ちはこれくらいにして、本題に。世界観と言われても、というのが正…

ビビッドカラー

随分と長いこと会っていない友人が居る。彼(ここでは仮にKとしよう)とは高校の三年間を同じクラスで過ごし、人付き合いの苦手な私にとっては気軽に話せる数少ない人間の一人だった。 親友、といってもよい。 Kはかなりの変わり者だった。彼は私にストラヴ…

前世と今

前世は多分、誰かに命を狙われ、最終的には遭難して餓死したお姫様だと思います。 現世の私の身体があんまり大きくないのは、拳銃で撃たれても当たりにくいようにするためです。的が小さいので、大きい人よりは多分当たりにくいので、良いと思います。 手足…

推し

今回のテーマ本当に書けない。「世界観」これほど困るテーマがあるだろうか?ということで推し語りでもしていこうと思う。 私はいわゆる限界オタクと言う人種なので、よく推しを取り巻く無機物になりたいなどと言い出す異常者である。本気で推しは世界を救う…

できるだけ

何らかの終わりを目の当たりにした時、永遠って存在しないんだと改めて感じます。 「絶対とか永遠なんてないし、当たり前のことなんてひとつもない」なんて話、よくあるじゃないですか。でも人って忘れがちだと思うんです。永遠なんてないって、永遠とか信じ…

やむを得ない

あるとき、僕は電車に乗っていました。親子が座っていました。 車内放送が流れていました。 「電車は事故防止のため、やむを得ず急停車することがありますので」 その子はお母さんに聞きました。 「やむを得ずってどういう意味?」 「ほかにどうしようもなく…