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劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

思い出は遠くに

 


こんにちは。
照明、小道具の高田です。


ブログを書くのも、今回で最後になりました。
今回のテーマは「夏の始まり」

 

田舎の静かな住宅街。

坂が急で、自転車だと行きはよいよい、帰りはキツい。


そこにあるのが、私の実家で。
学校はいつも遠くて、仲のいい友達はみんな途中の曲がり角でさようなら。


最後の大きな坂まで一緒に帰ることができたのは、ただ一人だけでした。


その子とは、同じ小学校に行って、同じ中学校に行って、まさかの高校も同じで。


約束なんかしてなかったけど、部活動の終わる時間は一緒だったから。

見かけるとなんとなく走って追いついてみたり、
あの子もなんとなくスピードを落として待っていてくれたり。


行きはシャーーと快適に、帰りは「この坂道・・・いつか平にしよう・・・」なんてハァハァ言いながら自転車を押して。

ジリジリとした暑さを感じながら、ゆっくりと伸びていく2人分の影を見つめている時に、

あぁ、夏が来たなぁと感じていました。


綺畸に入ってからは、
夕日じゃなくて、朝日と伸びる影を見ることが増えたけれど。

朝焼けの中、まだ少し暗い道をふざけながら歩くのが楽しかったり。
帰りにコンビニに寄り道して、アイスを食べるのが嬉しかったり。

 


夏の始まりは、終わりの季節でもある気がします。


遅くまで練習に励んでいた部活動も、3年生の夏の大会が終わったら引退してきたように。


今回の夏の公演で私たち3年生は引退です。


長かったかな。
でも、あっという間だった気もします。

 

今までなんとなく一緒だったあの子との、帰りの時間がズレていったように。


仕込みの後の、ふざけて歩くあの帰り道も、コンビニのアイスも、もうなくなってしまうんだなぁ。

なんて。

 


長々と書いてしまいました。

やっぱり最後の最後まで、ブログは上手に書けなかったです。


たくさんの気持ちが詰まった、
夏の始まりの、私にとっては終わりの公演を。


よかったら観に来てください。
駒場小空間でお待ちしております。

 

 


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劇団綺畸2017年度夏公演

『鴉神話』

作・演出 齋野直陽

6/8(木) 19:00

9(金) 19:00

10(土) 14:00/19:00

11(日) 14:00/19:00

駒場小空間

全席自由席

入場無料・カンパ制

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