劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

照明の小屋入り

こんにちは、照明です。

新人公演「彗星に乗って彼方へ」、見ていただけたでしょうか。楽しんでもらえたでしょうか。私はすごく楽しかったです。

今回の照明で何よりも難しかったのは役者の顔がどの席でもしっかりと見えるような明かりを作ることだったと思っています。来てくださった方には分かると思うのですが、今回は舞台が特殊でした。初めての囲み舞台で、真ん中にも客席があり、プランを作る所から小屋入りの3日目ぐらいまでは全くゴールが見えず不安だらけだった事を覚えています。さらに今回は様々な色を使用したり大きな変化をつけたりする照明に挑戦できる舞台でした。分からないことが多くバタバタと忙しい小屋入りでしたが、先輩方の力を最大限にお借りして、同期たちの支えと頑張りで、完璧には届かなくてもなんとか形にすることができたのではないかと思います。

私は今回オペを担当していたので、場稽古から本番まで役者の上手な演技に毎回笑わせてもらいながら、真剣な話し合いに私も頑張ろうと思わせてもらいながら、近くで一緒に劇を作ることが出来たのが嬉しかったです。最初の通しを見た時から自信を持って今回の新人公演は面白い!と感じられた、そんな演劇に関わることが出来たことを幸せに思います。ご来場いただいた皆様、お手伝いに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。オペで手が震えていたのは恐らく誰にもバレていなかったと私は信じています。


次回のブログは舞台です。お楽しみに!