劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

まだ思春期でした

中高の頃、私の学年は「あの××期」と言われる悪名高い学年でした。
中高一貫で偏差値はそこそこ、校則は厳しめ、という学校だったので、悪名と言ってもたかが知れてますけど。
ボールぶつけて窓ガラス割るとか、マリオのまねして天井に穴あけるとか、まれに授業崩壊起こしてみるとか、そんなもんです。

それでも、他学年より人数が多いせいもあってか、先生たちには何かあるとすぐに説教されました。
学年集会ではもちろん、学校集会でもです。
基本的に高3から順番に体育館から教室に帰されたのですが、必ずうちの学年は残されてました。例えば中2の時は「中学3年生帰ってください」からの「中学1年生帰ってください」という風に。
当然私たちはそれに慣れ、いつも立ち上がりもせず居残る態勢に入ってました。

それが高3になって残されなくなると、慣れなくて私はいつも慌てて立ち上がって帰ってました。
なんとなくつまんなく思いながら。

今にしてみれば、毎回説教されることは、
「うちの学年は問題児=特別」っていう思春期らしい感覚を満たすだけじゃなくて
「先生たちにしっかり見てもらえてる」って確認できてたってことなんだなぁと思います。
だからこそ叱られなくなって寂しいようなつまんないような気持ちになったんですね。

などと1、2年前の自分を他人のように感じるのも、この前2コ下の後輩と喋ったせいですね。
彼らも「うちの学年は問題児だらけなんだ」って楽しそうに話してました。
出てくる武勇伝もうちの学年と似た感じ。
私はといえば、心の中で「君らの学年はうちの代の弟妹が多いから、きっと血のせいだ」って思ってました。

2コ下と張り合ってましたね笑

 

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劇団綺畸2018年度夏公演
『竜骨の上で児戯』
作・演出 中石海
6/14(木) 19:00
15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
駒場小空間
全席自由席
入場無料・カンパ制
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