劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

「まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー」

はぁ~?そんなわけあるかいな~。アホかいな自分、さすがにそれは盛りすぎちゃうのん。なにが「冷凍したような」や、アイスはアイスやろ。今日び我が家ではそんなん通用せんで~。

(まるで冷凍したような、ってどんな食感や!?(ゴクリッ) ほんまか?ほんまやろな??ほんまやったら絶対うまいやろ!!…(ブルブルッ)いや、あかんあかん!ここは平常心や…!あくまでも平静を装って…)

…せ、せやけどまあ、あああれやな、どうせ誇大広告やろうけど、冷やかしに1本食べてみよか。ゆーてコンビニアイスにそこまで求めてへんし、美味しかったらそれでええねん。な。(スイカデ!)(アリガトウゴザイマシター! オツギデオマチノオキャクサマー!)(ウィーン)(フクロアケッ) どーせそないに違わへn…(ハムッ)

………うまいやん。

なにこの食感!?!?宮崎マンゴー『太陽のタマゴ』かいな!『太陽のタマゴ』食べたことないけど!歯と唇にねっとり吸い付いて離さへんこの粘着感、包みたてのいちご大福食うてるんかておもうくらい、果実へのかぶりつき感ともっちゃり感の共存が主張してくるわぁ!!いや、ちゃうちゃう!あかんわ!なんでこのマンゴーの天国かっちゅう食感を他のくだもんで例えてんねん!東国原はんに怒られてまうわ!ほんまにマンゴー食うてるみたいや!!せやせや、そのままやけどこれが言いたかってん!甘みもほんまもんみたいに強いけどクドすぎるわけやないし、香りも、歯が触れた瞬間にMANGO BREEZEが鼻腔を突き抜けるし、もう一口目だけでトロピカルの洪水に溺れてまうわ!!いや~しかし美味いなぁ!って、え!?!?ちょ待て、噛み口んとこに天使が踊ってるやん!!キラキラ光ってるし、なんや、やっぱりここ天国やったんや~!!...って、ちゃうわ!これはマンゴーの果実の繊維や!!この繊維感、どんだけ実ーを使うてるかわかるなぁ!!さすが、まるで冷凍したようなって豪語するだけあるわ、太っ腹や!って思てたらあとちょっとしかない!これ70mlしかないのん?幸せな時間は必ず終わるなんてかなしい運命やなぁ…。もひとつ食べたいわぁ…。でもあれやな、これ食べてまうと他のフルーツバー食べれんくなるなぁ…。(ウィーン)(イラッシャイマセー!)(テクテク) どれにしよっかなぁ?ん?これは…!白桃!?キウイ!?パパパイン!?まるでなんちゃらってアイスはシリーズやったん??て、天才かよ!?!?

大好きです、まるでシリーズ。(まわしものじゃあ、ありません。)
コンビニアイスのクオリティじゃありません。もはや作品です。
寒い時期ですが、みなさんもぜひ。

突然ですが、文章中に果物の名前はいくつ出てきたでしょう?
正解は、7つです。それでは。

(※この文章は事実に基づいたフィクションですので、登場人物は実在の人物とは無関係です。あしからず。)

制作2年 川上

 

 

 

 

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劇団綺畸2017年度冬公演

『ダイアローグは眠れない』

作・演出 中石海

12/15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
17(日) 13:00/18:00

駒場小空間

全席自由席

入場無料・カンパ制

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人生と作品

好きな作品について。
作品。
小説でも絵でも漫画でも映画でも、演劇でもよいという幅広いテーマで何を選ぶか迷います。
簡潔に色々紹介させてください。

まず小説。クロニクル千古の闇シリーズ第1巻『オオカミ族の少年』。狩猟採集精霊呪術の時代の世界で、悪霊の宿る熊に父を殺された主人公の少年が、森の中で狩猟採集寝床作りをしながら生き延び、様々な部族と出会い捕まり戦いまた仲良くなり、最終的には禍を起こす悪霊の宿る熊を討伐するお話です。
私の口癖に「イヌイットになりたい」というものがありますが、私はなぜか小学生の頃から狩猟採集生活に圧倒的な憧れがありこの原始の暮らしとアミニズムが生き生きと描かれた世界観に魅了されていました。

好きな絵画はクリムトの「ダナエ」、ウィリアム・アドルフ・ブグローの「ヴィーナスの誕生」。どちらも有名で見ればお分かりになると思うのですが、美しい女体を描いた絵画に惹かれます。肌に鮮やかなピンク色を差すのがとても好き。

漫画はありすぎて困りますが特に、『皇国の守護者』(原作・佐藤大輔 漫画・伊藤悠)、『あれよ星屑』(山田参助)、『ヴィンランド・サガ』(幸村誠)、に『動物のお医者さん』(佐々木輪子)などなど。
前から3つはいずれもゴリゴリの戦争漫画でどんどん人が死にます。戦争歴史漫画ならだいたいなんでも好きです。簡単に書かれた歴史(例えば「モンゴルが西夏を滅ぼす」とか)の中に、どれだけの人の思惑と動きと命のやりとりが含まれているのか考えるととんでもないことですね。動物のお医者さんはタイトル通りほのぼの、北大獣医学部の漫画。

映画は実はあまり見ません。ジブリをたくさん見ます。「おもひでぽろぽろ」。名作。主人公と恋に落ちる田舎の男性、親しいひとはいかにも私が好きそうだと納得するはず。これは、なぜ好きかと言いますと、子どもという時代のままならなさを実によく描いていると感じるから。「小学生にもどりたーい。」なんていうひとはよくいますが、私は齢幼きころというのは人生で一番ままならず悲しく寂しい時期だと思っています。周りの大人から見下され、足りない頭と身体をバタバタ振り回して狭い世界の壁に全身をぶつけながら物足りず満たされず変化し続けなければならない少年の頃。あのままならなさが描かれていると思うのです。


さて、よくここまで読んでくださいました。最後に私の人生を変えた演劇について少しだけ書きます。
「もっと泣いてよフラッパー」「空中キャバレー」作・演出 串田和美
「もっと泣いてよフラッパー」を見たのは私が高校1年生の頃でした。もう記憶の断片でしかありませんがあれはフラッパーたちの悲恋の物語でした。きらびやかな舞台、ジャズバンド(だったのかな?)の生演奏とキャストたちの切なく艶やかな歌声、光り輝く女性たちのドレス。最高のエンターテイメントでした。
「空中キャバレー」は、サーカスと演劇がごちゃ混ぜになったような演劇。開場後すぐ劇場に入るとたくさんの出店や見世物小屋、パフォーマンスするサーカス団員、まるでお祭り。しかも、非日常な劇世界におけるお祭りに迷い込んでその一員になったかのような。劇が始まると客はあるときは客席で静かな劇を鑑賞し、ある時は地べたに演者を囲んで座るよう促され、手をつないで踊り、歌い、と思っていると神輿が担がれてきてどかされ、舞台が出てきて座り直しコントのようなものを見て、途中にはサーカスショーが挟まれました。
最初から最後までのわかりやすいストーリーなんてものはありませんでした。ただ全力のエンターテイメントとほろ苦い何かが織り交ぜられて目の前をめまぐるしく駆けていきました。
それから私はずっとエンターテイメントとしての演劇に魅了され続けています。


その劇は、観客と演者とが限りなく近く、まるで観客も参加者のようでいて、それでいて、観客は観客にすぎず、決して観客の手にその劇のなまが触れることはないのでした。
あの高揚感の中心にあるなまの何かに直接触れてみたくて今でもずっと演劇をしています。恋い焦がれています。


舞台監督 小林可奈子

 

 

 

 

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劇団綺畸2017年度冬公演

『ダイアローグは眠れない』

作・演出 中石海

12/15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
17(日) 13:00/18:00

駒場小空間

全席自由席

入場無料・カンパ制

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どっこい二重

二重になりたいんです。

がっつり一重の母とぱっちり二重の父の間に生まれた僕は簡単な二択に不正解、まんまと母の遺伝子を強く受け継ぎ、どっこい一重で生まれてしまいました。
どっこい一重です。どっこい。まぶたの筋肉が全く役割を果たしていません、とにかく細い!真顔だと怒ってると思われるし、集中して授業を受けていると寝てるのかと思われます。コンタクトは正面から入れられないので下から滑り込ませます。これめっちゃむずいんですけど、三年も続ければ実力はもう関東大会レベルです、目指せ全国。友達に「目というよりは皮膚の切れめだね」って言われて納得してしまいました、悲しいたけ。

まあそんなわけで二重になりたい。
二重になってちやほやされたい。

なんで日本人は一重なんでしょう、調べたら高須クリニックのホームページに乗ってました(イエス)。なんでも元々みんな二重だったんだけど、シベリアに住んでた日本人は寒かったからまぶたの脂肪を厚くして一重になったらしいです。いや我慢しろや。

つまり何が言いたいかっていうとヘルタースケルターが好きってことです。
二重になりたがったがために壊れていく女の話です。怖いね。
この作品を読んで、僕は二重の手術はしないと決めました。
だから今は、アイプチがしたい。

近江

 

 

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劇団綺畸2017年度冬公演

『ダイアローグは眠れない』

作・演出 中石海

12/15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
17(日) 13:00/18:00

駒場小空間

全席自由席

入場無料・カンパ制

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「好き」30個アソートパック(お得用)

好きだった作品ならいっぱいある。

好きな、ではなく、好きだった。

私にとっての「好き」は憧れと強く繋がっているから、
そして何より私は単純だから、
好きな作品は私の歩く道を簡単に変えてしまう。

7年前のこと。
とあるマンガを好きになった。
高校生の女の子達がバンドを組み、放課後部室に集まっては楽器の練習もそこそこにお茶しながらゆるゆると過ごす、といったもの。
当時の私にとっては憧れだらけの風景で、できることは片っ端から真似をした。
似合わないとわかっている髪型、持ち方もわからないギター、少し背伸びした口調。
憧れはすごい。無敵だ。私に踏み出す強さをくれる。

だけど、好きであり続けることってやっぱり難しい。

夢中になって、憧れて、追いかけている間はあんなに愛おしく思えたのに、大好きだったのに。

ふと好きの気持ちを見失ってしまう。
しかもその好きは完全に消える訳ではなくてぽっかりと穴があいたように、
好きだった形跡だけ残して去っていく。

うん、寂しい。

だからせめて、好きだったことだけは必死に忘れないように、一生懸命かき集める。
いつか好きな作品だけを詰め合わせて手元に置いておきたい。

私の事だから何をしまったかなんて忘れてしまうだろうから、時々取り出しては眺めるくらいが丁度いいのかもしれない。

眺めている一瞬だけでも好きの気持ちをほんの少し思い出せたなら。
懐かしさと好きが混ざって耳のあたりがキュッとなる。

好きな作品とまた一から出会えたら良いのに。

孫子 朋佳

 

 

 

 

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劇団綺畸2017年度冬公演

『ダイアローグは眠れない』

作・演出 中石海

12/15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
17(日) 13:00/18:00

駒場小空間

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入場無料・カンパ制

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巨匠の技に迫る! ~本誌独占インタビュー~

Q.作品名へのこだわりは?
A.作品のタイトルに助詞を使うやつの気が本当に分からなくて(笑)。使ったとして「の」か「を」が限界ってとこ。「は」とか「が」とか使ったら中身予想ついちゃうし、何より見た目が最高にカッコ悪いじゃん。いやー本当にあいつら、馬鹿なんですかね。

Q.一番好きな映画はなんですか?
A.(ここで洋画だすとカッコつけぽいし、かと言って邦画だと「お前、邦画とか見てんの?時代は洋画だよ」とかいきがるやついるからな。アニメーションはどうだ。でも、ジブリだと俄かぽいし。それなら、あの昨年ロングランにロングランを重ねた超国民的アニメがあるじゃないか。しかも、あれなら若者受け間違いなし、、、)
君の名は。」ですね。前から作画はいいと思っていたのですが、脚本も進化してきて、、、あ、、、。えっと、、あの、、、。「ほしのこえ」にはじまり、「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「星を追う子ら」「言の葉の庭」ときて、「君の名は。ですか、、ガハガハハハ(爆笑)。新海監督も考えましたなーガハハハ(また爆笑)。「言の葉の庭」で「の」が二回連続しちゃって、赤い線がビーってでて、ね、ほら、出るでしょ、間違ってますよって、だからどうかなって思ってたら「は」を使ってきましたからね(またまた爆笑)。君、分からないかなぁ、このセンス。編集長に言って担当変えてもらうしかないな、あれ名前なんだっけ。「君の名は?」なんつって、ガハガハハ


「ダイアローグは眠れない」。この作品があなたの中の「は」への偏見を覆すこと、請け負いである。

照明 西倉

 

 

 

 

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劇団綺畸2017年度冬公演

『ダイアローグは眠れない』

作・演出 中石海

12/15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
17(日) 13:00/18:00

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今、この手のひら

作品。作品。作品。作品。
品を作ること。

品。口、口、口。
口を沢山作ること。

"自分が喋ったって誰も聞いてくれやしないんだから
誰かに喋ってもらおう"

その代弁者としての、
音・光・舞台・道具、etc.
勿論、代弁する"人"も。

故に、そこには、全員の言葉が存在して然るべき。

こういう屁理屈、嫌いじゃないから。

我々、個々人の、
不器用なコミュニケーションの権化。

 

 

 

 

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『ダイアローグは眠れない』

作・演出 中石海

12/15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
17(日) 13:00/18:00

駒場小空間

全席自由席

入場無料・カンパ制

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最後に難しい漢字を使うよ。でも多分読めるよ。

ふざけたタイトルですね。僕もそう思います。

何かをすぐ好きになります。
だけど、そのうちその何かを、少しだけ嫌いになります。
それか、好きな気持ちが、だんだんなくなります。
何かをずっと好きでいつづける事が苦手です。
好きでいつづける熱量が、僕にとっては大変です。
好きなことを聞かれるのが苦手です。
そんな僕でも、クロード・モネ『印象・日の出』は本当になんとなく、好きです。
たまたまパッと頭に浮かんだだけかもしれません。
でも細々と、好きな気持ちが続いています。
この期にもうちょっと好きになりたくもあります。
でも、嫌いになるのが怖いのでやめておきます。

冬公演、ご来場頂けたら幸いです。
そして、烏滸がましい限りですが、少しでも好きになって頂けたら嬉しいです。

國崎

 

 

 

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劇団綺畸2017年度冬公演

『ダイアローグは眠れない』

作・演出 中石海

12/15(金) 19:00
16(土) 14:00/19:00
17(日) 13:00/18:00

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入場無料・カンパ制

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