2017-11-23から1日間の記事一覧
あしひきの山道越えむとする君を 心に持ちて安けくもなし 狭野弟上娘子——『万葉集』巻十五より なぜだか脳裏に貼りついて離れない、そんな和歌がひとつあります。 その詠み人の夫は許されぬ恋(詠み人は斎宮の女嬬で独身を義務づけられていました。)を咎め…
あしひきの山道越えむとする君を 心に持ちて安けくもなし 狭野弟上娘子——『万葉集』巻十五より なぜだか脳裏に貼りついて離れない、そんな和歌がひとつあります。 その詠み人の夫は許されぬ恋(詠み人は斎宮の女嬬で独身を義務づけられていました。)を咎め…