次の公演で引退というところまできました、個人的には早かったというよりむしろようやくというかんじ。
旅行にゆきたい旅行にゆきたい。
わたしが担当するセクションは気力体力乏しく飽きるし萎えるわたしにはなかなかハードで決して決して楽しいばかりでなかったですが、でもあのとき綺畸に入団しなければなかった出会いとかできなかった経験は当たり前ではありますがそれなりにたくさんあるわけで。そういうあたりを考えるとこのサークルを最後まで続けられたことはありがたいことだしよかっ、た、の、かも、しれない。多方面に、とりわけ同セク同期に今となっては感謝です。やつにかわいらしく(かわいらしくはない)泣き落とされなければ多分わたしは諸事情色々でこのタイミング以前に退団していただろうと思います。あざとさって強い。
個人的に後悔ばかりではありましたがそれは置いておいて演劇づくりに関わってきたわけですが、冷静に公演を打てるってことは結構奇跡的なことなんだろうと思います。ブカンとかチーフが万事スムーズに公演打てるよう水面下でアレコレ頑張ってくれているってのはちゃんと知ってるんです。無事打つことができた公演の8割は彼らの心配りでできているのかもしれない。けれど個人的には演劇のそれでもちょっと危ういような絶妙なバランスはむしろ気に入っていて、こういうあたりにナマモノみを感じたりもします。
同期と一緒に演劇できたことは、きっと美化はされつつでもずっと忘れられないだろうと思います。人数少なかったし何かと大変な思いした代ではありましたが、よき時期によきメンツと出会えたものです。
先輩にしろ後輩にしろみんな濃い人たちばかりで見ていておもしろかったし、特に同セクは先輩も同期も後輩もまじでやばいやつしかいなくてもうやばかったです。このやばさはやばい以外の言葉では表現できない、同セクはやばい。他劇同セクすらもやばい。後輩の後輩もきっとやばく育つと思います。こわ。
何はともあれ馬刺しは美味しい。
3年舞台小道具 田口
劇団綺畸2016年度夏公演『馬刺』
作・演出 齋野直陽
6/9(木) 19:00
10(金) 19:00
11(土) 14:00/19:00
12(日) 14:00/19:00
於 駒場小空間
入場無料カンパ制
予約不要・全席自由席
受付開始は開演の45分前、開場は30分前です。