劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

白くま

どうも、役者3年の内ヶ崎です!

今回のブログテーマ『夏の始まり』!!

うーん、、

夏の始まりっていうのも微妙ですが、僕がこの劇団綺畸に入ったのも2年前のこの暑くなってきた頃でした。

そして2015年度夏公演『ライクワイズ』で舞台、当日制作のお手伝いをさせていただき初めて演劇というものと関わりました。

その次は夏合宿で『子供の空』という作品で初めて役者というものを初体験しました。
この時の役は、工場長というドロドロなひっどい自己中人間とタカという優しい戦地に赴いた夫という二役をしました。

その後『夜にとけて、私とベッドルーム』にて主役の引きこもりの男の子という悲しい過去を持つ、記憶を失った少年をやりました。

年が明け、春には『水星劇場』で伝助という、お話のメッセンジャー的な?役というか、イケメン的な役に挑戦しました。

丁度1年前には『馬刺』でデコという坊主頭の田舎の純粋な少年を経験しました。
この時で演劇を始めてちょうど1年が経ちました。

その次は2度目の夏合宿で『いつか、どこかで、また、きっと』という生まれる前の胎児の世界と妊娠してる女性とその夫のお話を作・演出して生まれる前の世界の男の子として出演もしました。

そして去年の12月には『回想畸譚』では存在していない、可愛い弟くんというキーマン的な役をやりました。

そして今回、『鴉神話』で2年間お世話になった劇団綺畸は引退になります。
ネタバレになってしまうので詳しい事は言えないのですが、内ヶ崎敬明という役者の2年間の集大成的な役になりそうです!

こうやってダダダーっと自分の今までの役を振り返ってみましたが、本当に思うのは今まで(そして今回も)あらゆる作演出、役者、座組のスタッフの人々にお世話になってきたなあってことです。

僕程入団した当初未熟だった人もいないなあって思うし、今もまた、未熟すぎてあらゆる人に迷惑かけまくりながら生きてます。

入団した当初、なりたかった人間に、なりたかった役者に、僕は慣れてるのかなあ。
なんてことを、今回の公演では特に考えてしまいます。

去年の夏公演が終わった後、僕は大好きな先輩が引退するショックで大泣きしました。
そしてその時、僕はその先輩みたいに、別れを惜しまれる人になりたいと思いました。

でも実際は多分全然で。後悔することばっかりで。道は長いなあと思っています。

やり残したことはいっぱいありますがこれで僕の劇団綺畸としての生活は終わりです。

お客様を楽しませることは勿論、せめて自分として、内ヶ崎タカアキという人間として、後悔のない公演にしたいと思います。

 

だいぶ夏の始まりという本来のブログテーマからは外れてしまった気がしますが、ぜひ皆様には僕達3年生の2年間、直下の後輩の1年間、そして今年の春に新しく綺畸に入ってくれた1年生たちの1ヶ月を掛けたものを見に来ていただけたら嬉しいです!!

必ず楽しいものになるようにしますので是非是非、お越しください!!

素敵な座組のみんなと共にお待ちしています!!

 


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劇団綺畸2017年度夏公演

『鴉神話』

作・演出 齋野直陽

6/8(木) 19:00

9(金) 19:00

10(土) 14:00/19:00

11(日) 14:00/19:00

駒場小空間

全席自由席

入場無料・カンパ制

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