今まで生きてきた中で印象的な出来事は沢山ありますが、その中でも高校1年生の時のとある出来事は一生忘れないと思います。
ある日、体育の授業が終わると足に感じたことのない痛みを感じて、立ち上がれなくなりました。女子校なので力のある男子もいないし、先生方がいない場所で動けなくなってしまったのでどうすることもできませんでした。勿論、疲れた状態で○0kg以上ある人間を抱え、階段と坂道を登ったところにある保健室に運ぶなんてこと、か弱い乙女たちにはできません。
そんな時です。全く見たこともないおじさんが「運んであげるよ」と言って私をお姫様抱っこして保健室まで運んでくれたのです。その後は「じゃ私はこれで」とだけ言って立ち去っていきました。よくもまあ、運動後で泥と汗にまみれた汚らしい小娘を運んでくれたなあ、なんて思います。
教室に戻ると友人たちが心配してくれました。
「知らないおじさんが運んでくれたから大丈夫!」というと、みんな大爆笑していました。
助けてくれた上にみんなに爆笑を与えてくれたおじさん(恐らく自動販売機の補充に来た人か校内の何かの整備の人)。もしまたお会いすることができればきちんとお礼を言いたいです。
もしかしたらあのおじさんは困っている人の前に現れ、役目を終えると颯爽と去っていく、ヒーローだったのかもしれませんねっ☆
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劇団綺畸2018年度冬公演
『ふれろ』
作・演出 中村光汰
12/20(木) 19:00
21(金) 19:00
22(土) 14:00/19:00
23(日) 14:00/19:00
於 駒場小空間
予約制・無料(カンパ制)
全席自由席
予約フォーム↓
https://www.quartet-online.net/ticket/kiki18fuyu
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