劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

ものがたり

小さい頃、物語を書くのが好きでした。両親からもポエマーみたいだね、なんて言われるくらいには想像力が豊かだったと思います。

でも、成長するにつれて、現実のどうしようもできないもどかしい部分を目の当たりにするようになり、そこから想像力がぽろぽろと抜け落ちていったらしいのです。才能がある人とない人じゃそこが違うんだろうな。もう私には物語を書くことはできない気がしています。

芝居を始めてから他の人の感情を敏感に察知することも想像することも簡単にできるようになりました。その分、今度は比例するように怖がりになっていったみたいです。人間って完璧じゃないなぁ。
もう芝居をすることも気が引けるようになってしまいました。

高校を卒業した時には、
演劇にのめり込みすぎても耐えられる、強靭な心身を持つ人間になりたかったな〜
向いてなかったのかな〜
もう演劇辞めようかな〜
なんて思っていたはずなのですが、いつの間にか綺畸の新歓に行き、仮入団をし、本当に入団していました。数ヶ月前の自分に問いたい「なぜ行った?」結局私は"演劇をしていない自分"が許せなかったみたいです。
"演劇をやっている自分"でいるために入ったため正直なところ、自分で入った癖して「しっくりこないな」なんて思っておりました。でも、ここ最近色々な人と関わるようになって演じるプレッシャーを忘れて演劇に関わるのも楽しいかもしれないと思い始めました。

あれ、そういえば物語の話をしないといけなかったんだ。

頭良くないから物語に限定した話なんて書けないや。やーめたということで、拙い文でごめんなさい。これから先も頑張れるだけ頑張ってみます(*´艸`)