「物語」って聞くと、私はどうしても小説が浮かんでしまう。主人公がいて、ヒロインがいて、敵がいて、みたいな。そんで主人公はいい仲間にめぐまれてヒロインとなんやかんやあって結局丸いところに収まる。そんなものを思い浮かべる。
でも、「事実は小説よりも奇なり」というように小説のように起承転結が綺麗にまとまってはないけど、事実だって結構「物語」だと最近よく感じる。
思わぬ人と思わぬところでなんやかんやあったり、自分が思いえがいていた道とは全く違う道を選んでいたり、間違えたと後悔したことが案外いい方向に転がったり、自分の周りで起こることは「物語」よりも「物語」だったりする。
半端なく主観でしかない作品で、観客も自分だけだけど、、、
でも自分しか楽しめない「物語」だから、これから自分に起こることもとりあえず楽しんでいくことが大事かな、というマインドでいようと思う。そしてどこかで誰かに共有出来たらうれしい。
制作 あさ