忘れっぽいんです、私。多分他人がびっくりするくらい、日常のこと何も覚えてないし、昨日の夕食はもちろん思い出せないし、そんなんだから中学のことは何も覚えてないし、友達の恋愛が今どうなってるってのをどこまで聞いた、とかも忘れちゃって。
これって他人にきょーみがないんだなーって思ってたんですけど、違ったらしくて、自分が大好きな人たちのことも忘れちゃってて。そのことがすっげぇ悲しくて。
だからなのかわからないけど、昔から言葉を書いておくことが好きだったんです。誰にも読ませないもの。思えば、小学生の頃から自分の携帯のメモとか、それの容量がなくなったらメールの下書き保存でその日の出来事を書いて。いまでもたまに、本当にたまに、キッズ携帯の壊れたブザーが鳴らないように指で押さえながら読んだりします。
当時の自分がなんで日記をつけてたのかは全くわからないです、覚えていないので。でもほぼ毎日、朝起きてからから寝る直前まで、その日何があったかは書かれていました。大抵は部活と好きな人のことだったけれど。
嫌なことも楽しいことも嬉しいことも全部記録してきた。確実に私の中でとっても大切な記憶たち。本人は覚えてないけど確実にあった出来事たち。あー眠い、とか、明日何着てこう、とか、それすらも大切な感情たち。
この日のこの出来事のこの感情の時のこの表情をいつまでも保存しておきたい、自分のも、相手のも。その思いがあること、今は覚えています。そんなことを思える大好きな人たちに出逢えたって素敵、自分。人生の一個の功績です。
依然として他人にきょーみはありません。でも大好きな人たちのことは、本当に大事にします。愛がだいぶ重いので。うざいくらい重いので。
もしかしたら、私が大事にされてることを勘違いしているだけなのかもしれませんけど。
とにもかくにも、私の日記に今後登場するであろう方々へ、優しく見守っていてください、大事にしてください。私も大事にします。全てが私なりの愛です。