劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

2022-01-01から1年間の記事一覧

一番星

今回のテーマは「星」らしいですね。惑星、星座、彗星、星雲など、星のつく言葉は数多くありますが、私が「星」と言われて真っ先に思い浮かぶ言葉は一番星です。なんてことない、小学生の頃の話です。家の近くに、小学生が無料で入れるプラネタリウムがあり…

綺麗なもの

綺麗な星空を1人で見ていると、怖くなります。果てしなさを感じてしまうからかもしれません。劇作る時と一緒ですね。乗り越えられる気がしなくて苦しくなります。当たり前ですが、ひとりじゃ無理です。周りに助けられてるなと感じることばかりです。 この公…

星と空想と

僕が中1で演劇部に入ってはじめての舞台ではじめて放ったセリフは「満天の星空に、無数の星々が煌めいています。」でした。このセリフを考えたのは先輩なので、意味一緒じゃんっていうツッコミは置いておいて。僕にとって星は新たな舞台への入り口でした。昔…

星の思い出

今回のテーマが「星」と聞いて、最後にちゃんと星を見たのはいつだったろうと考えました。最近はなかなか夜空を見上げる機会もなく、それは心の余裕のなさでもあるのかな、と少し悲しくなりました…。 私が星を見たなと思う思い出は、高校の合宿です。合宿最後…

いん

こんにちは!今作品「VolVoX」の作・演出を務めさせていただく新井孔央と申します。作品について話したいことはたくさんあるんですけど、まあ置いときましょ!終演ブログにいっぱい書きますね! ブログのテーマは星です。人は死んだら星になるとかいいますよ…

丸くなるな、星になれ。

今回のテーマは星と聞き、しばらく間私はブログを書きあぐねていた。私は空に輝くさまざまな星に関する素敵な知識も持っていなければ、文学的な考察もしたことがない。それでも、ある程度の字数をもった星にまつわる文章を期日までに書き上げなければない。…

星に願いを

「今夜未明にふたご座流星群が極大を迎えます。」淡々とした声でテレビが話す。 この知らせを聞き、仮眠をとる。冬の流星群は肉眼でも見えるのだ。 夜遅くまで起きることが最近はできなくなってしまったので、仮眠は必要なのである。年は取りたくないね。 午…

走る

二〇二〇年の六月からずっと、いつかこんな作品を書こうと思っていた。待ったり、考えたりすることなく、自分が欲しいものに真っ直ぐに走っていくような話を。自分の欲しいものから目を背けないで、ちゃんと向き合って、ちゃんと求めないといけないと思った…