劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸は、東京大学と東京女子大学のインカレ演劇サークルです。名前の由来は「綺麗な畸形」。

昼でも寝てる

ふと思ったわけではないんですが、親友と話していて、考えて考えて1人で反省してたらふと思い浮かんだことがあって、そういえば私、「夢」見てる放浪人だけど、「夢」嫌いだなって。 夢を思い浮かべると、諦めたことも浮かんでくるから。悔しくて、やるせなくて、せめて違う人生を歩めたらどんなによかったかって、違う人として生まれて、違う育ち方をしてたらどんなによかったかって、思う、から。

 

子供の頃から将来の夢がわからなかった。なかった、ということにしていた。欲を言えば、いや、欲を言わなくとも芸能人になりたかった。舞台に立つことが何よりも好きで。だって子供って、モデルとか、アイドルとか、憧れるじゃないですか、別に自分がそんなルックスがあるわけでもなんでもないんですけど。

 

私の親友は行動できる子だった。自分の理想があればそれになろうとした。確かに、芸能人にはならないかもしれない、でも、自分の夢、わからないなりに、探していた。

 

私は夢を諦めきれていなかった。行動できない子だから。諦めた夢、取り繕った夢、諦めざるを得なくて一生後悔するだろう夢、後悔だけはしたくないって、毎日思うのに。

 

夢に向かってまっすぐな親友が大好きだった。どこかで現実を見ていた自分が嫌いになった。現実に妥協点を見つける大人を嫌いなように。

夢を諦めて生きている大人がわからない。

一生悔しくないのかな、とか、思っちゃう。

正直金なんてなくていい、自分の夢を追い求めたい。それだけで私は幸せだから。

 

親友と串カツ食べてきた帰り道、家に着いたのでこの辺で。